パパ活で相手を募集する時にTwitterを利用する人がいるが、SNSで募集するとサイポリ(サイバーポリス)に見つかり、逮捕・補導される可能性は高い。
そのサイポリ対策として、特徴と見分け方を紹介します。
併せて一般人を装った「おとり捜査」は違法ではないのか?Twitterを利用している人はきちんと把握しておきましょう。
目次
Twitterパパ活するとサイポリに逮捕・補導される?

まだ18歳になったばかりの様な方から質問されますが、大切な点を3点確認しておきましょう。
サイポリはパパ活・ママ活の監視を強化している
サイポリはパパ活やママ活が児童買春に繋がっているとし、特にSNSのTwitterで監視を強化しています。お客のパパやママに成り済まし、パパ活やママ活を希望している18歳未満や中学生や高校生に対し、メッセージ送り待ち合わせします。
待ち合わせ場所に行くと補導されるという流れです。
18歳になると出会い系サイト、パパ活サイト等を利用できるようになりますが、高校生はどのサイトも規約で登録できないとしており、警察も補導の対象にしています。
その他、お客を募るツイート、ハッシュタグ、キーワードや隠語を使っているユーザーに対して、直接Twitter上で注意し削除する呼びかけも行い始めています。Twitter社も児童犯罪の温床になっているので、パパ活関連のアカウントは定期的に一掃されています。
埼玉県警サイポリが「パパ活」にツイッターで警告し話題
こちらは埼玉県警察本部少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/KDaD7dcn4L
— 埼玉県警察本部少年課 (@spp_syounen) October 23, 2019
埼玉県警少年課サイバーポリスが上記のツイートの様に、「パパ活」「ママ活」相手を募集しているアカウントに対して、個別に警告を送っている。警告を送っている相手を見てみると、警告の対象は児童と思わしきアカウントと、そのアカウントに対してリプしているアカウントに対してだと分かります。
これは、その通りに「警告」であり、これ以上話を進めたり、実際に出会いに発展する様なら児童は「補導」するし、大人は「逮捕」するよと言う事です。
こうなると大人は「エッチな事を全くしていないし、明るい内に解散したし、ちょっとお小遣いあげただけだから何の問題も無いでしょ?」と言う人がいますが、これは大問題です。
他の都道府県のサイポリも監視、警告開始
以下のツイートを見て分かる様に、各都道府県の少年課サイバーポリスも同様の画像と文章で警告を送り始めています。
同じ画像、同じ文章を使っているので、各都道府県が個別にやっている訳じゃなく、警察組織として全国でやると言う事です。
アカウントが無い都道府県も既に準備を進めているでしょうし、児童買春に繋がるツイートややり取りは監視しているのは間違いないので、絶対に大人は児童を求めない様にしましょう。
こちらは北海道警察本部少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/WrLSOru25e
— 北海道警察本部少年課 (@HP_shonen) October 16, 2019
こちらは岐阜県警察少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/vPrA1RInQl
— 岐阜県警察少年課 (@GPsyounenka) October 9, 2019
こちらは石川県警察少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。
また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/ZknvmCdqAj— 石川県警少年課 (@IP_syounen) October 18, 2019
こちらは兵庫県警察少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/LzQn2toEYU
— 兵庫県警察少年課 (@HPP_syounen) October 18, 2019
こちらは愛知県警察少年課です。このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります。 また、見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人などの重大な事件に巻き込まれるおそれのある大変危険な行為です。 pic.twitter.com/hWUxe8gwzI
— 愛知県警少年課 (@AP_syounen) October 23, 2019
こんな感じで、既に全国の少年課が監視、警告を行っています。

大人同士が気楽に割り切って楽しめるからこそのパパ活です。少年少女、児童を求める大人たちは人生を狂わさない様にしましょう。
パパ活援交垢へ警告で投稿は減少
愛知県警が昨年10月よりツイッターで「パパ活」「援交」を希望し相手を探している児童や、それに対して返信しているアカウントに対して警告を行ってきた結果、同様の投稿は1年で2万件減少したとされる。
ソース:毎日新聞
ツイッターを介した児童買春や児童ポルノなど子供の性被害が増加する中、被害につながる恐れのある不審な書き込みに対し、警察が直接返信して警告する取り組みが全国に広がっている。
愛知県警が昨年10月に全国で初めて導入して以降、同様の投稿は全国で約2万件減少したとの調査結果もあり、被害防止策として期待が高まる。
18年のサイバー補導が計309件だったのに対し、ツイッターへの直接返信は今年9月末までの1年間で1448件実施。警察が目を光らせていることを知った投稿者が、慌てて投稿やアカウントを削除する効果も生まれている。
SNS、特にツイッターは児童が犯罪に遭う出会いの場となっているので、警察は徹底的に監視しており、危険なアカウントは把握していると思っていて良いでしょう。
捨てアドで登録し匿名で使っていたとしても、ログは残るので、何かあれば、その人にたどり着く可能性は非常に高いです。
児童は警告され、実際に行動に移すと補導されるだけですが、大人は実際に行動に移すと逮捕されるので、こんな事くらいで人生終わらすのは持ったないです。
若い子が良いなら合法的にパパ活で20歳くらいの子と遊べば良いです。
大阪府パパ活関連ワード検索者に広告機能で警告
昨年より全国のサイバーポリスが、ツイッターなどSNSでパパ活相手を求めるツイートや、それに応じるリプを送っている人に対して、警告を送っていますが、これとは別に、大阪府が直接警告を送る事にした。
その内容はサイポリが1人1人に地道に声を掛けていく方法に対して、大阪府は「パパ活関連ワードを検索した事がある人に対して、幅広く広告機能を利用し、そこに警告文を掲載する事で、直接スマホや携帯に警告していく」と言う事です。
グーグルやヤフー等では、検索するとそのキーワードに関連する広告が表示される様になります。YouTubeでも検索ワードや市長履歴に応じて、それに関連する広告や動画が表示されます。こういう機能を使って、パパ活に興味があり検索している人に警告を送ると言う事です。
なので、これは全く抑止力は無く、単なる税金の無駄遣いになるのは目に見えています。
1.広告を表示させないアドブロックソフトをインストールしている場合は表示されない
2.お金の為にやる女性が多いので、そもそも広告程度の警告では止まらない
3.具体的な方法は分かりませんがサードパーティcookieは禁止方向へ行っている
ツイッターなどでサイポリが直接警告を送っていますが、それでも止まらないんだから、広告機能で止まるなんて有り得ません。
因みにネットでは「なんで女側を取り締まらないのか?」と言う意見も散見されましたが、女性側も同じく検索はしているので、男女に違いはありません。
サイポリに補導された児童の数
ソース:警視庁
■期間
平成30年6月14日から10月31日までの間■対象
警視庁にサイバー補導された子ども
合計352人(有効回答率97.8パーセント)
これを見ると、たった4ヶ月弱で352人の女児生徒がサイポリに補導されています。男子生徒が無い所を見ると、大抵は援交、パパ活、卑猥な画像のやり取りなどでしょう。
大人がパパ活目的の18歳未満の児童と出会うのは違法
18歳未満の児童募集や返信は危険
単にデートだけをするなら法律に違反しないと言われていますが、デートをする対価としてお金を払ったり、何かを買ってあげたりするならアウトの可能性は高いと法律の専門家も言っているし、当たり前ですが何か卑猥な事をした時もアウトです。
パパ活やママ活は、そもそもがお手当やプレゼント前提のお付き合いなので、18歳未満の呼びかけに応じたり、募集に返信したりしているなら、その時点で警察にマークされていると思って良いでしょう。
直ぐに逮捕されなくても、何かあれば後日逮捕される可能性はあります。大人が18歳未満に対して「私とパパ活しませんか?」など呼びかけるのも同じです。
ソース:ABCニュース
児童買春の疑いで逮捕されたのは、大阪市の職員で、財政局船場法人市税事務所に勤務する、森口雄介容疑者(40)です。森口容疑者は去年1月、大阪府内のホテルで、当時中学生の少女に現金1万円を渡し、みだらな行為をした疑いがもたれています。
警察が去年4月、サイバーパトロールで食事やデートに付き合う対価として金銭を受け取る、いわゆる「パパ活」をしていると思われる、女子生徒の書き込みを発見。スマートフォンの履歴などから、森口容疑者が買春した疑いが発覚しました。
サイポリに直接見つからなくても、児童と出会えば、その児童から芋づる式に逮捕される良い例です。
たった1回の過ちで将来を棒に振る事だってあります。高校生じゃない18歳、高校を卒業した18歳以上なら、パパ活サイトに登録できるので、それまでは我慢しましょう。大人は大人同士楽しみましょう。
児童と出会おうとする大人もリスクは高い
未成年者に金品を引き換えに出会いを要求するなどした場合、各都道府県の条例違反になる可能性が高いので、違法になる可能性が高いです。また保護者から「金品を使って呼び出した」誘拐だと被害届を出される可能性もあります。
過去にも未成年者誘拐罪は「例え本人(18歳のJK)の同意があったとしても、監護者等の同意がなければ本罪を構成しうる(福岡高裁判決昭和31年4月14日など)」と判決が出ているので、これから考えて、18歳未満や18歳でも高校生と出会いを求める事はめちゃくちゃ危険だと言う事は分かると思います。
JKと遊んでみたいと言う、ちょっとした気の迷いだけで、仕事もこれからの人生も失うのは、かなりリスクが高すぎるので、児童との出会いを求めている人は一旦冷静になって考えましょう。
参考までに、どういう大人がそういう児童を求めているかを見てみると…

ヤバいでしょ。明らかに捨て垢なんで、ヤバい募集の為に使っているんでしょうけど、警察側は本気になって調べれば誰かくらいは特定できるので、同じ様に捨て垢使ってと考えない様にしましょう。
そして、こういうヤバいのに引っ掛からない様に中高生は「パパ活」「ママ活」には手を出さない様にしましょう。
18歳以上、19歳等もサイポリから警告は来る?
見た所、明らかに大人と分かるアカウントに対しても警告を行っています。
ただ、売春などの行為に繋がるからと男女共に呼び掛けているだけで、大人に対してはパパ活相手募集だけでは補導したりできないので、警告し少なくとも児童に手を出す事は止めてねと言う意味が強いと思います。
また、大人の女性に対しても警告は行っています。売春は個々で行うなら罰則はありませんが、誰しもが見れる場所「公衆の目がある場所(路上、ツイッターなど誰しもが見れる場所)」で買ってくれる相手を呼びかける行為は違法で摘発されます。
更に「公衆の目がある場所」で売春相手を募る女性に対しては18歳以上どころか、20歳以上の成人女性でも補導が可能となっています。
ツイッター含めてSNS上で広く呼び掛け、客を募る行為はこれに当たるので、警告は当たり前ですし、摘発される行為なので絶対に止めましょう。
因みに、18歳になったとしても高校生は売春云々抜きで「パパ活」だけで補導の対象にすると警視庁は随分前から名言しているので、18歳になったから大丈夫なんて思わない様にしましょう。
Twitterでパパ活をするのは危険やリスクは高い理由

Twitterに登録する際は、メールアドレスだけで可能で年齢認証は必要ありません。また、無料で利用できるので、お金が無い人も利用可能です。パパ活サイトは年齢認証が必要ですし、利用にはそこそこの料金が掛かります。
出会いの場 | 交際クラブ | パパ活サイト | 出会い系サイト | SNS |
料金 | × | 〇 | ▲ | ◎ |
ユーザー数 | × | ▲ | 〇 | ◎ |
ユーザーの質 | ◎ | ▲ | ▲ | × |
出会い易さ | ◎ | ◎ | 〇 | × |
パパ活相手の見つけ易さ | ◎ | ◎ | ▲ | ▲ |
出会うまでの労力 | 〇 | ◎ | × | × |
安全性 | ◎ | ▲ | ▲ | × |
業者やサクラ | ◎ | 〇 | ▲ | × |
よく質の高い相手が見つかる順番を「交際クラブ>パパ活サイト>出会い系サイト>SNS」と説明しています。例えるなら「高級会員制クラブ>人気のキャバクラ>場末のスナック>ナンパ待ちが集まる公園」の様なもので、SNSには金を使いたくない、金を使えない粗悪な質の男性が集まります。犯罪を企む人も多い。
SNSで児童を狙う偽装パパは犯罪者予備軍で、「パパ活している事を言うぞ!」とか脅され、お金を貰えず泣き寝入りしているという話も多々聞きます。
まともな女性は避けるし、稼ぎが良い質の良いパパを見つける為にデートクラブやパパ活サイトを利用します。パパ側もまともな人は質の悪い女性が多かったり、犯罪に巻き込まれる事が多いSNSを出会いのツールとしては利用しません。
男女共に質の悪い人が集まっていて危険性は高いので、SNSはおすすめしません。
パパ活希望の人に対しサイポリが嘘を付きおとり捜査は違法じゃない?

「サイポリは、サイポリですか?と聞くと嘘をつかない。嘘を付いたらおとり捜査になって違法だから、警察はやらない」等と噂がありますが、これは間違いです。
パパ活で児童買春しようとする男性に、18歳未満のパパ活女子と偽って接触し逮捕するとおとり捜査で、違法捜査になります。しかし18歳未満に対して行っているのは逮捕が目的では無く「保護」し「補導」する為なので、おとり捜査にはならず違法ではありません。
1つ1つの案件を調べるより、パパ活をやっている18歳未満の児童をターゲットに絞り、その児童を補導、保護者の同意のもとスマホの通話やメッセージの履歴を解析し、芋づる式にアホな大人を逮捕していくという感じです。
パパ活をやっている女児は、1回だけではなく、何度もやって稼ごうとするので、必ずどこかで足が付きます。その女児と関りを持っていたら別事件の捜査から辿り着くと言う事です。実際にこれで逮捕されている人は今年だけでも何人もニュースになっています。
SNSは最初の段階は誰からでも見える場所で、何かしらのアクションを行うので、サイポリにとっては絶好の釣り場です。
パパ活サイトは18歳未満は利用不可なので基本的にサイポリはいません。身分証を偽り登録しているユーザーと思わしきアカウントは、運営側は直ぐにアカウント削除するし、悪質な場合は警察に通報します。
サイポリ対策 特徴を見分ける方法

相手の顔写真を貰えばサイポリ対策になる?
残念ながらなりません。警察は1人で捜査している訳ではありませんし、そんな簡単な事で見分けられる程に甘くはありません。
サイポリかどうかという判別を恐る恐るしながら、パパ活をやるのは効率も全く良くないし、サイポリ対策なんて考えない方が良いです。
サイポリの特徴は年齢確認のしつこさ
サイポリを見分ける方法なんて分からなくても、今は警告画像を使って先ずは警告から始まるので、警告された段階で既に完全マークされていると思ったらいいです。その段階で行動に移すのを止めれば補導される事も無いでしょう。
それ以外のサイポリの見分け方としては、先ずは年齢チェックがしつこい事です。18歳未満の児童や、18歳でもあっても高校生を補導するので、18歳未満か、高校生ではないかなどを調べてきます。
ただ、年齢部分は犯罪者になりたくない慎重な男性も要チェックしてくるので、ここだけでは難しいでしょう。
待ち合わせ場所で不自然な人達でいるのが特徴
実際に待ち合わせ場所に行くと、大抵は女児を補導する事になるので女性捜査員も必ずいます。ですから、男女セットの大人が道端や車で待機している様な感じは良く見れば分かると思います。ただ、この状態で逃げるのはかなり厳しいですけど。
18歳未満や高校生は、パパ活をしたくても大人になるまで我慢で、条例や法的に問題ないアルバイトで我慢しましょう。

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