パパ活の男性がストーカーになった時の正しい対処法

パパ活では相手の男性がパパ活女子に執着したり、本気になってしまう事で、ストーカー化してしまう事が稀にあります。
そういうトラブルが起こって会いたくなくなった場合、パパから援助して貰ったり借りたお金は返金すべきかなど正しい対処法をまとめたので参考にして下さい。
パパ活相手の男性がストーカーに

パパ活相手の男性とトラブルになっています。
お金を借りているんですが、もう会いたくないと言ったら、そのお金を返せと言う事で、返済するつもりはあるけどまだ無理で、そうしていたら家にまで来る様になりました。
家の前に居たり、ポストを覗いたりするので怖いですが、どうしたら良いでしょうか?

1ヶ月の家賃と生活費がどうしても無くて、パパから援助して貰いました。
それからというもの、ストーカーの様に体の関係を迫る迷惑なメールばかりになったので「忙しいから会えない」と返信したら、「それなら半分は返金しろ」と迫られています。
助けてくれると言う事で援助してくれたので返金するお金もなく困っています。弁護士立てて訴えると言われているし、個人情報も知られているし、不安です。
こんな感じで、トラブルになっちゃう女性も少なからずいます。お金と男女関係で成り立つのがパパ活なので、こういうトラブルは容易に想像できます。
こういう事案に対する弁護士の見解を色々なサイトでチェックしてみました。
パパ活相手の男性がストーカーに「返金すべき?」

お手当は贈与で返還義務なし
パパ活での収入は基本的に事業所得ではなく贈与とされているので、仕事への対価ではなく、頂いたものと言う形になると言うのが多くの見解です。
ですので、贈与された物を返還する必要は無いと言うのが大半の弁護士さんの意見です。
それに加えて体の関係を込みでの契約だった場合、不法原因給付「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない」とされているので、こちらの観点からも返金する必要は無いと言う弁護士さんが大半です。
一部ですがデートのみの契約だった場合、民事では訴えられる可能性はあると言う事でした。しかし、数万円~10万円程度の金額で弁護士使って訴えると言う事を実際にやる人は殆どいないと思います。
トラブル解消の為に返金も考えるべき
しかしながら、これも多くの弁護士さんが書いていましたが、トラブルの根本になっているお金はできる限り返す方が良いし、返金した上で2度と連絡はしてこない様に約束書面を交わすと良いと言う事でした。
なので、返す、返さないの2択ではなく、折り合いを付けて幾ら返すと言うのも良いと思います。
ちなみに、付きまといや家に来るなどが繰り返されれば、ストーカー規制法を適用できる可能性があるから警察に相談した方が良いそうです。仕事関係にまで支障がでる様な行為に及べば業務妨害罪などの可能性もあるそうです。
パパ活をする際に男性と金銭トラブルにならない為に
今回のケースだけではなく、金銭トラブルになる事は結構多いので、気を付けましょう。
- お手当はデート前に先渡しで現金で貰う
- 最初に取り決めたデートくらいはちゃんとする
- 体の関係が嫌なら先にキッパリ断っておく
- お手当以外のお金を援助して貰ったり借りたりしない
今回紹介したトラブルは特に、お手当以外の援助もお願いしている状態なので、強く反論できていないと言う点があります。
本当の神様みたいな男性はいないので、パパ活女子からの要求が高まれば、同じ様に男性からの要求も高まるのは当たり前だと思っておきましょう。そうして、デートのお手当以外の要求はなるべくしない方が良いです。
「トラブルになっても返金する必要は無いから」なんて思って、いい様に男性からお金を吸い出せば、痛いしっぺ返しもあるかも知れません。
お金とリスク管理のバランスを取ってこそ、安全に高収入を得られていくので、そのバランスは崩さない様に心掛けましょう。
まあ、途中でトラブルになった子にお金を返せなんて言う男性もみっともないけどね。ただ、最初からお金巻き上げて逃げようと言う感じが見えたなら、怒る男性も多いと思います。
逆に男性がお金を払わないパターンでも、払う必要は無いと言う事で居直られたら、女性側だって怒るでしょうし、トラブルになりそうな時は逆の立場になってどうしたら1番の解決になるのかを考えてみましょう。
パパ活のストーカー対策

パパ活で相手がストーカー行為をしてくる可能性もあるので、前もって以下の事はしっかりやっておきましょう。
- プライベートの連絡先は交換しない
- 連絡先は削除可能な物を交換する
- 自宅の場所は絶対に教えない
- 会社や学校、職種や学部などを教えない
- 自宅や会社や学校などの最寄りの駅を教えない
- デート後に送って貰わない
- SNSアカウントを教えない
- SNSアカウントが分かる情報を教えない
- SNSがバレている場合は居場所などが分かる情報を載せない
- SNSで友達が勝手にする紐付けをできない様にする
仲が良い時には教えてしまう事もある情報です。
定期など長期的に深い関係になった相手には、ある程度の個人情報は教える事になるので無理ですが、関係が深くない相手や、独占欲が強い感じがする相手などは注意しておきましょう。
パパ活相手がストーカーになったら警察に相談する

警視庁のストーカー規制法についての解説を見てみましょう。法律で規制される行為は以下です。
ソース:警視庁
- あなたを尾行し、つきまとう。
- あなたの行動先(通勤途中、外出先等)で待ち伏せする。
- あなたの進路に立ちふさがる。
- あなたの自宅や職場、学校等の付近で見張りをする。
- あなたの自宅や職場、学校等に押し掛ける。
- あなたの自宅や職場、学校等の付近をみだりにうろつく。
- あなたの行動や服装等を電子メールや電話で告げる。
- 「お前をいつも監視しているぞ」等と監視していることを告げる。
- あなたが帰宅した直後に「お帰りなさい」等と電話する。
- あなたがよくアクセスするインターネット上の掲示板に、上記の内容等の書き込みを行う。
- 面会や交際、復縁等義務のないことをあなたに求める。
- 贈り物を受け取るように要求する。
- あなたに、大声で「バカヤロー」等と怒鳴る。
- 「コノヤロー」等の粗暴な内容のメールを送信する。
- あなたの家の前で、車のクラクションを鳴らしたりする。
- あなたに電話をかけてくるが、何も告げない。(無言電話)
- あなたが拒否しているにもかかわらず、携帯電話や会社、自宅に何度も電話をかけてくる。
- あなたが拒否しているにもかかわらず、何度もファクシミリや電子メール・SNS等を送信してくる。
- 汚物や動物の死体等、あなたに不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場等に送り付ける。
- あなたを中傷したり名誉を傷付けるような内容を告げたりメールを送るなどする。
- わいせつな写真を、あなたの自宅等に送り付ける。
- 電話や手紙で、卑わいな言葉を告げ恥しめようとする。
これらの行為のいずれか1つでもあれば警察は柔軟に相談に乗ってくれるので、パパがストーカーになったのなら直ぐに相談しましょう。
警察に警告して貰うだけでも男性側はかなり冷静になり、ストーカー行為を止める人も出てきます。
パパ活と言う性質から相談しにくいかも知れませんが、大きな事件に発展する前に行動した方が良いでしょう。